今年は自分でセルフペディキュアを楽しみたいそんなあなたへ。
初心者さんでも簡単に自宅で楽しめるタイプ別セルフペディキュアのやり方を、事前ケア方法からおすすめデザインまでご紹介します。
セルフペディキュアをきれいに仕上げるためのコツ「共通ケア」
どのタイプのペディキュアを楽しむにも、土台となる足の爪をきれいにしなければ、せっかくのネイルもなかなかうまくいきません。
きれいな自爪にペディキュアをすることでネイルのモチも変わってきます。
ここでは、ベーシックなケアについてご紹介します。ケアは大きく分けて以下の2つ。
- 爪の形
- 甘皮(爪の周りにある皮膚)
こちらのケアを行います。ケアする際は爪全体を清潔にして行いましょう。
爪の形を整える
まずは、爪の形を整えましょう。全体の爪の形を決めてからカットすることをお勧めします。
出来上がり全体の形をイメージし、爪の形が統一されることでより全体がきれいに、また塗り替え時期なども整います。
ただし注意点も。
角を切りすぎてしまうとあとからデザインを変えられなくなったり、角が奥の皮膚に当たってしまうことがあるので、まずは真横にカットしやすりで角をとり、好きなデザインに合わせ形を整えましょう。
上記の画像は爪形デザインの一覧です。好きなデザインをもとに爪の形を整えると、見た目としても美しくなり、モチも変わってきます。
甘皮(爪の周りにある皮膚)をケアする
甘皮がカラーなどの下にあると、はがれる原因にもなるので爪に広がる甘皮は事前にケアしておきましょう。
やり方は、お風呂上りなど皮膚がやわらかい時に、ガーゼを水に浸し親指に巻きます。
ガーゼを巻いた指をクルクルと動かし、爪の周りの皮や爪表面のルーススキン(薄い甘皮)を優しくからめ取ります。
浮いた部分などはニッパーでカットし除去します。
ただ、初めてのケアなどでどこからが甘皮かわからない時は無理にニッパーでカットしたり過度なケアはせず、定期的なガーゼケアなどもおすすめです。
甘皮エリアはとても繊細なのであまり強く押さないようにしましょう。
ケア後にペディキュアをつける際は、爪の水分はしっかりと拭き取り除去してから行いましょう。
さて、いよいよきれいに整えた足の爪に素敵なセルフペディキュアをしていきましょう。
【タイプ別】ペディキュアのやり方
一言にペディキュアといっても、マニキュア、シールタイプ、ジェルなど様々な種類があります。
それぞれつけ方、つけ心地や剥がし方など特徴が異なり、つける時の手間や道具も変わります。
ご希望のシチュエーションにあわせて、タイプで選びましょう。
今回は下記3つのタイプ別に分けて解説しています。
実際に使用するタイプのペディキュアのやり方をチェックしてみてください。
※上記タイプをクリックすることで、各やり方解説へジャンプできます。
ペディキュアのやり方【マニキュア編】
マニキュアを塗る際にはトゥーセパレーター(足指の間を広げるもの)があると便利です。
こちらは、キッチンペーパーなどをねじって代用することもできます。
足指の間を広げておくことで、ネイルが乾くまでの間も隣の指とぶつからずに乾燥を待つことができます。
塗る前には、爪表面をきれいに消毒し汚れや油分を除去してから行いましょう。
【塗る順番】
- ベースコート
- カラー
- トップコート
【塗り方4ステップ】
- 爪先端(エッジ)を塗る
- 爪中央奥から手前に塗る
- 爪左奥から手前に塗る
- 爪右奥から手前に塗る
【ポイント】
ボトルのハケについている液体をボトルのふちで片面落とし、ハケについた量を調整します。
量が多すぎるとサイドに垂れてしまうので、初めのうちは少し少な目の量から始めると、はみ出すことが少なくなります。
爪先(エッジ)まで塗っておくことで擦れた際などの剥がれを軽減することができます。
また、ハケはあまり強く爪に押し付けて塗るとハケの跡がついてしまうので、ふんわりとやさしく塗りましょう。
塗り方3、4の左右はどちらからでも大丈夫です。
足爪周りの皮膚は盛り上がっていることもあるので、指で皮膚を広げながら塗るとより広くサイドまで塗ることができます。
1.ベースコート
ベースコートは下地の役目をします。
こちらを塗ることでマニキュア(カラーポリッシュ)の自爪への色素沈着を防いだり、マニキュアのもちを安定させたりすることができます。
ベースコートも爪先まで塗ってあげましょう。
ベースコートにも種類があり、速乾性のものや、色も透明や乳白色のものなどがあります。
自爪の色や質感などで選べます。ベースコートも厚く塗る必要はありません。
ベースコートをある程度乾かしてからマニキュアを塗ることで、ポリッシュのヨレなどを防ぐことができます。
2.マニキュア(カラーポリッシュ)
・1色塗り
塗り方は爪先から、先ほどと同じ塗り方です。
マニキュアタイプにより塗りやすさも異なり、マットカラーはよりハケ跡がつきやすく、ラメなどのほうがラインも目立たず初心者の方にもお勧めです。
・グラデーションネイル
人気のグラデーションネイル。
マットな単色をグラデーションにしようとすると、色の境目をうまくぼかすことができないという方には、ラメグラデーションがおすすめです。
クリアなどベースカラーを全体に塗り、爪先2/5あたりから爪先に向けて薄くラメを塗ります。
次に、爪先1/5あたりから先端にだけさらに同じラメを重ねます。最後に、全体にクリアのトップコートを塗ります。
こちらのラメは色を変えてもかわいく作れますが、色の組み合わせなどで悩むときは1色だけでもかわいくグラデーションを作ることができます。
3.トップコート
トップコートは、全体の凹凸を整え表面のつやなどをキープします。塗り方は同じく先端から全体を塗っていきます。
下に塗ったカラーの量が多かったり、量の多いトップコートをのせたり、ハケを強くあてて塗ってしまうとマニキュアがヨレてしまうことがあるので、ふんわりと優しく塗布するようにしましょう。
少しでもネイルを早く乾かしたいときには速乾性のトップコートなどもあります。
トップコートを塗ったあとは全体をよく乾かします。
爪の周りにキューティクルオイルなどを塗っておくと保湿されてよりきれいな爪周りをキープすることができます。
使用後のマニキュアは、ボトルの蓋が開いていると乾燥し使えなくなってしまうので、使用後のボトルはしっかりと閉めて涼しい場所で保管しましょう。
ペディキュアのやり方【ネイルシール編】
ネイルシールは時短の味方です。
種類も様々、マニキュアシートタイプやUVライトなどで固めるジェル風タイプなどがあります。
各ブランドにより付け方や、剥がし方、セット内容なども異なりますが、ベースやトップコートは、追加塗布はいらないものがほとんどです。
今回は、除光液ですぐに落とせるマニキュアタイプ(インココ)を例にご紹介します。
インココのマニキュアシートは、ベースコート、マニキュア、トップコートと三層になっているので、別途塗る必要もなく、貼るだけ簡単。シートカットも手でカットできるのでハサミなども必要ありません。
【ポイント】
1.サイズを選ぶ
自爪ケアが終わった爪のサイズに合うネイルシートを貼る前に選んでおきます。
選ぶポイントは、爪の根元のカーブやサイドの幅です。
※各ブランドによっては、貼る前に爪のサイズに合わせてハサミでカットしたり、やすりなどで削り事前にサイズを合わせが必要な製品もあります。
インココは事前カットなどは必要ありません。
2.マニキュアシートを貼る
選んだマニキュアシートから、透明シートを剥がし、銀色のもち手をもって土台シートから剥がし、銀のもち手も切り取ってシートを爪に貼ります。
貼った表面は、ヨレや空気が入らないように指の腹で全体を優しく貼ります。
もし、貼りなおしたいときは、そっと剥がしそのまますぐに貼り直しができます。
ネイルシートは空気に触れることで硬化がはじまるので、時間を置かずに貼りなおしましょう。
貼った後も、マニキュアのような表面のベタつきがないので、乾かす時間を待たずにすぐにお出かけいただけます。
「貼るだけ簡単インココネイル」の細かな画像付きの貼り方はこちらからご覧いただけます。
→https://incoco.jp/howtoapply/
3.選ぶだけで完成するデザイン
ネイルシートのデザインは豊富です。1色の単色のものから、すでにデザインされているものまで幅広くラインナップされています。
その為そのままつけてもカワイイですし、違うデザインをMIXしてオリジナルデザインを楽しむこともできます。
ペディキュアのやり方【ジェル編】
ジェルネイルも、より塗りやすいハケ付きタイプもあります。
こちらですと、マニキュアと同じような感覚で塗ることができるので、普通のジェルを筆で扱うよりも比較的簡単に塗ることができます。
注意:ジェルは、固める時にUVランプが必要となります。
また、剥がす時には、アセトンもしくは各メーカー専用の剥がし剤などが必要です。除光液では通常落とせないので使用前には確認しておきましょう。
ジェルにもマニキュア同様、ベースとカラーとトップがあります。
それぞれメーカーによりUVライトでの硬化時間は異なるため、メーカーにあわせ確認しましょう。
また、ジェルの硬化後に表面を拭き取るものと、そのままで完成するものがあります。
拭き取りが必要な場合は、ベースやカラーでは拭き取らず、トップまで仕上げて最後に拭き取ります。
拭き取りは、メーカー専用の拭き取り液、もしくはエタノールなどで拭き取り、表面のベタベタした未硬化ジェルを拭き取ります。
それぞれメーカーにより仕様が異なるので、使用の際は確認してください。
・ジェルを塗る
【塗る順番】
- ベースジェル
- カラージェル
- トップジェル
【塗り方4ステップ】
- 爪先端を塗る
- 爪中央奥から手前に塗る
- 爪左奥から手前に塗る
- 爪右奥から手前に塗る
【UVライトで硬化のステップ】
- ベースコートを塗って、ライトで硬化
- カラーやデザインを塗るごとにライトで硬化
- トップコートを塗って硬化
※未硬化ジェルの拭き取りが必要な場合は、トップジェルを塗り硬化した後に表面を拭き取ります。
【ポイント】
1.ベースジェル
基礎ケアを行った爪に、まずはベースジェルを塗ります。ハケタイプのジェルは、おおむねマニキュアと塗り方は同じで大丈夫です。
ボトルのハケについている液体をボトルのふちで片面落とし、ハケについた量を調整し、液体のついた側で塗っていきます。塗り方3と4の左右はどちらからでも大丈夫です。
2.カラージェル
初めのうちは多めよりも少し少な目の量から始めると、はみ出すことが少なくなります。
ジェルを塗る時は、1層塗るたびにUVランプで硬化させます。
ポイントは、塗った後UVランプに入れる前に一息おくと、ジェルがふわっと自然に広がり筆跡が馴染みます。
足の爪周り皮膚は、指で皮膚を広げながら塗るとより広くサイドまで塗ることができます。
3.トップジェル
カラージェルを硬化させた後に、ふわりとトップジェルをのせます。
もし脇に流れてしまったときは、その都度ランプで硬化させる前に必ず拭き取ってから硬化させましょう。
ジェルの量が多かったり、自爪が薄い時などは硬化時に熱さを感じることがあります。ジェルの量は少しずつ重ねていきましょう。
・ジェルデザインネイル
ジェルネイルの簡単オススメデザインは、マーブルです。
3色のジェルカラーを用意します。1色をベースカラー、2色をマーブルカラーに使用します。
ベースジェルを塗り硬化後、お好みのベースカラーを全体に塗り、2色のマーブルカラーを点々とドットのように隙間を開けてのせていきます。
硬化させる前に、楊枝などで爪表面に点々と置いたカラーをマーブル模様になるようライン上になぞり混ぜます。
程よいマーブル模様になったら一度硬化させ、その上にトップコートをのせてライトで硬化させます。
もしラメなども載せたいときはトップコート前にバランスよく載せてもかわいいポイントになります。トップコート硬化後に必要があれば未硬化ジェルを拭き取ります。
セルフペディキュアおすすめ参考デザイン5選
グリッターグラデーション
シルバーグリッターをベースに、エメラルドやターコイズカラーへと変化していくグラデーションネイル。フットネイルにもオススメ。
縦グラデーション
ベースのホワイトグリッターの上に、縦グラデーションを乗せたマルチカラーネイルです。
細やかなラメは角度によってカラーが変わり、動かすたびにほんのりと幻想的な光を放ちます。
先端グリッターデザイン
クリアベースに、ピンクレッドやシルバーの大小グリッターデザイン。
ピンクレッドのきらめきも爪に乗せると程よくソフトに落ち着いて、美しいツヤ感グラデーションに変化します。
マーブル
ライトベージュのベースカラーに、ブラウンのマーブルが描かれたデザインネイル。
濃い目の単色との組み合わせや、クリアラメとの重ね使いもオススメです。
ホログラムネイル
爪先にのせたカラフルなホログラムが光の角度で異なる光を放ちます。
同色のホログラムでもとてもかわいく、クリアのベースの上にホログラムを乗せてはさむだけなので、比較的簡単にかわいいネイルが作れます。
トップを塗る前にホログラムが出っ張っていないかを確認しフラットに整えてからトップを塗りましょう。
ドットネイル
シルバーのベースカラーに、ダークグレーのドットを乗せたモノトーンのラメネイル。
ちょっぴり大きめサイズのドット柄はレトロでPOPな印象に♪ワンカラーネイルとの組み合わせもオススメ。
簡単にセルフペディキュアを楽しむならネイルシートがオススメ
セルフペディキュアを貼るだけ簡単にできる『インココ』。貼るだけ簡単インココネイルの5つのポイント
1.乾かす手間が不要、貼るだけで完成
液体のマニキュアと違って、インココはシートを貼るだけで完成。
乾かす手間がいりません。その為、時短なのに、塗りムラなどの失敗もありません。
2.トップコートもUVランプも不要
インココネイルは、ベース、カラー、トップコートの3層を1枚に圧縮したマニキュアシート。
UVランプも使わず貼るだけ簡単にお好みのネイルをハンドもフットもお楽しみいただけます。
3.指先で簡単にカットできるので他のツール不要
インココは柔軟で伸びる薄いシートで、爪のカーブにしっかりフィットさせて貼ることができます。
爪からはみ出て余った部分は、指先で簡単にカットできるのでハサミやファイル等の道具が不要です。
4.液体のマニキュア成分でできている
インココは、特許技術で液体のマニキュア成分をソフトシート化したネイルシートなので、爪の水分の蒸散作用(蒸発)を妨がず、爪すべてを覆いません。
5.除光液で簡単にオフ
落とす時は液体のマニキュアと同じなので、市販の除光液で簡単に落とすことができます。
・デザイン豊富な「貼るだけ簡単インココネイル」の詳細(クーポン付き)はこちらからご覧いただけます。
まとめ
セルフペディキュアは、ハンドネイルに比べお手入れの機会の少ない足の爪周りをきれいに整え、爪の形を全体で統一することでペディキュアの出来も格段に変わります。
それぞれ3タイプのペディキュアは、
- つけやすさ
- フィット感
- 落としやすさ
なども異なります。お好みにあわせ是非セルフペディキュアをお楽しみください。